イケメン観察

ネタバレに関しての閲覧は全て自己責任でお願いします。

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イケメン革命~レイ=ブラックウェル~27話愛されEND~

自分用にメモとしての保存になります。

全てネタバレになりますので、閲覧は自己責任でお願い致します。
誤字脱字がございましたら見逃して下さい。

※主人公の名前は全て「メイ」です。


...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...
1

――…あの満月の日から、数日後。
私は黒の軍に身をおきながら、クレイドルで過ごしていた。

セス「…………慎重にね」
シリウス「ああ、怪我だけはしてくれるなよ、お譲ちゃん」
「は、はい……!」
ルカ「……大げさ」

手にしたフライパンを、手首で返すと綺麗にオムレツがひっくり返る。

「やった! 大成功!」
セス「いやーん☆ アリスちゃんったら器用ー!」
シリウス「メイなら、すぐに良いお嫁さんになれそうだな
     ……いや、まだレイとの結婚は早いと思うが」
セス「なに、1人でぶつくさ言ってるのよ!」
ルカ「お肉も焼けた、マッシュポテトも出来た
   ……最後に、あなたのオムレツで、今日の昼食は完璧」

ふわっと笑ってくれるルカに微笑み返したその時……

フェンリル「おー、今日は昼食は豪華じゃねーの」

外に警護に行っていた、フェンリルとレイが戻ってくる。
レイと視線が重なって……

選択肢
1おかえり、レイ
2待ってたよ
3お疲れ様

「待ってたよ、お腹すいた?」
レイ「ん、すげーすいた。それに、美味しそうな匂いするし」

私たちは、いつも通りの会話を重ねていく。

セス「んもうっ! 甘ったるい挨拶はあとにして、みんなで食べるわよー!」

みんなで囲むテーブルは、いつだって賑やかだ。
レイの話だと、赤の軍と黒の軍は少しずつ和解へ向かっているそうだ。

(……そう簡単なことじゃないと思うけど)

少しずつ、穏やかな方に向かって歩いていけている、そのことが嬉しい。

(みんなが笑ってて、美味しい食事があって)

なんだか、それがとても幸せで笑みを溢すと……

「……っ!」

レイに頬を柔くつままれる。

「……あの……レイ?」
レイ「なんか、にやにやしてる」
「……っ、幸せだなーと思っただけ
 レイは、そう思わない?」
レイ「……俺は
   少し不満だけど」

聞き返す前に、レイは私の頬からぱっと指を離し、オムレツをほおばった。
食事のあと、慌ててレイのことを追いかける。

「ねえ、レイ!」
レイ「んー?」
「あの、さっきの言葉なんだけど……」

(もう、真っ直ぐに聞こう!)

「なにが不満なの……?」

レイは足を止めると、私をじっと見つめる。

レイ「言ってもいいけど、これお前にしか解決できない不満だから」
「うん! それなら、なおさら言ってほしい」
レイ「ふーん……」

重なった視線があやしく細められ、

「!」

レイは私の手首を掴んで、ぐっと引き寄せた。

レイ「じゃ、来て」

★----------
2

「レイ……?」

レイは手首を掴んだまま、自室へ入ると私の肩を押して……

(……っ)

ベッドに組み敷いた。

レイ「これが俺の不満」

まだ混乱したままの私の顔を、見下ろしてレイが不満げに言う。

レイ「俺ら、恋人になったんじゃないの?」
「え……?」
レイ「前となにも変わらないし、いつもお前あいつらといるし、
   ……恋人らしいことできない。それが不満」
「えっと……」
レイ「不満、解消してくれるんだろ……?」

にやりと笑った唇が、耳に触れる。
その熱さに、思わず息を呑む。

「……っ……レイ、仕事まだ終わってないんじゃないの?」
レイ「さっき終わった」
「……えっと、そうだ! ベルに餌、あげてないよ!」
レイ「ルカがあげてるとこ、見たけど?」
「えっと……、まだ、明るいし……」
レイ「問題ない」

(……うっ)

言葉をばさばさと切り捨てながら、レイの唇は私の耳を弄ぶ。

「……んっ」

くすぐったくて、逃れようと身体を反転させると、
レイの指先が髪に触れる。

レイ「ずっと思ってたんだよね
   『これ』、ほどいてみたいって」
「あ……」

レイの指先が器用に、編みこんだ髪をほどいていく。
そして、悪戯にうなじにキスが落とされた。

「……レイっ」

もう一度、抗議の声をあげると、レイの動きが止まる。

(……?)

レイ「なあ、こういうことしたいのって、俺だけ?」

振り返ると、レイは少しだけ困ったような瞳をしていた。

レイ「なんか俺だけ、お前のこと好きみたいなんだけど」

(そうじゃない……)

「違うの……!」
レイ「……?」
「……私だって、レイに触れられたいし。……触りたい
 だけど、……心の準備ができてないんだよ」
レイ「……」
「それに、レイは間違ってる……」

(……こんなに余裕がなくなるくらい)

「私のほうが、好きなんだから
 ……レイのこと、大好きなんだから」

まるで子どものように、力強く言ってしまうと、
少しの間のあと、レイが肩を揺らして笑い始める。

レイ「……お前、ほんといつも一生懸命なのな」
「……っ…!
 ……そうやって、いつも意地悪なことばっかり言う」

視線を逸らそうとすると、それを阻むようにレイの大きな手が頬に触れる。

レイ「違うよ」

★----------
3

レイ「違うよ
   …………嬉しいって言ってるつもりなんだけど」

こういう時に素直になるのは、本当にずるい。
そう思うのに、視線が逸らせない。

レイ「なあ、いい……?」

頬に添えられた手が、焦れたように頬を撫でる。

レイ「お前は心の準備できてないかもしれないけど……
   俺も、もう限界」

(そんな目で、見ないでほしい)

想いが溢れると、少しだけ苦しくなるなんて初めて知った。
そして、この人に触れられたいと、思ってしまった。
レイの首にそっと腕を回して、額を肩に預ける。

「……優しくしてください」
レイ「なにそれ」

可笑しそうな笑みのあとに、上着が落とされる音がした。

レイ「頑張ってみるよ」

顔をあげた瞬間、唇を奪われてレイの手が肌を滑っていく。

レイ「メイ」

乱れた吐息の隙間で、レイの声が聞こえる。
何度も何度も名前を呼ばれる度に、自分が特別になったように感じて、
なんだかたまらない気持ちになった。

(……レイも、同じように思ってくれたらいい)

「レイ」
レイ「ん……?」
「ううん、なんでもない」
レイ「変なの」

その日、日が沈むまでお互いの名前を呼び合い、
穏やかな熱に溺れていった…――

――…それから数日後、

(うん、よく晴れてる……)

今日は久々に非番のレイと出掛ける約束の日だ。
わくわくしながら部屋を出ると……

フェンリル「メイ! ちょーどいいところに」
「フェンリル!?」

偶然とは言い難いタイミングで、フェンリルと鉢合わせになる。

フェンリル「メイ、一生に一度のお願いだ
      理由は聞かないで、今日1日、レイのそばにいてくれねー?」

(……今日、1日)

疑問に思ったけれど、フェンリルの切実な声を聞いて頷かないはずがなかった。

「うん、わかった。約束する」
フェンリル「……そっか、ありがとな」

フェンリルは、ほっとしたように笑うと颯爽と駆け出していく。

フェンリル「頼んだぜ、第二の相棒!」
「…………行っちゃった」
レイ「なに、あいつ。相変わらず騒がしい奴」
「レイ!」

すぐそばでレイが腕を組みながら、呆れた表情を浮かべている。

レイ「メイ、出掛ける前に幼児あるから、あとで迎えに来る
   いい?」

(……っ……、そばにいるってフェンリルに約束、したばっかりだ)

「それ、一緒に行っちゃダメかな?」
レイ「ついて来てもいいけど……
   別にたいして面白くないと思う」

それでもいい、そう言うとレイは肩をすくめて前を歩き出す。

「ちょっと、待ってレイ!」
レイ「待たない
   だから、頑張ってついて来て」
「う、うんっ……!」

馬車に乗り、今までみたことない景色を通り過ぎて……

★----------
4

眩しいくらいの太陽の下、馬車からおりる。

(……?)

少しだけ湿った風が、頬を撫でて……

(うわ……)

視界が海の青に覆われて、地平線が見えた。
そして……、美しいその場所には、石碑が並んでいた。

レイ「……」

レイは手にしていた花を置くと、その場に座り込む。
石碑には、数年前の今日の日付があった。
レイがたくさんの人を傷つけた日――『闇に葬り去られた1日』なのだと、気づく。

(……だから、フェンリルはそばにいてって言ったんだ)

過去の痛みを、わかったふりはしたくない。
それに、それをレイも望んでいないことがわかるから……、
そっと隣に座り、手を合わせる。
目を閉じると、初めてレイが心の内側を見せてくれた日のことを思い出した。

----------(回想)

レイ「抗えないから、運命って言うんだよな
   運命を変えるなんて、綺麗事だって自分が一番わかってんだよ。でも……
   俺は足掻くことを、やめたくない
   俺がキングになったのは、魔法なんてふわっふわしたもんのお陰じゃねえ
   この手で勝ちとってきたものが、俺の全てだ」

----------

ゆっくりと目を開けて、隣のレイを見つめる。

レイ「……」

レイの背負ってきた過去は消えない、簡単に消せるものじゃない。
きっと過去を背負ったまま、これからもレイは足掻いて、もがいて、
それでも光に手を伸ばし続けるんだろう。
そしていつだって、最後には必ず光を捕まえるんだろう。

(……だから、私は)

「…………ねえ、レイ」
レイ「ん……?」
「……次にここに来る時も、隣にいていい?」
レイ「……」
「ただ、隣にいることしかできないかもしれないけど……
 レイの、隣にいたいよ」

なるべく軽く聞こえるように、少しだけおどけた口調で付け足す。

「愚痴だって、弱音だって、なんだって受け止めるんだから」
レイ「お前に、俺のこと受け止められんの……?」

★----------
5

レイ「お前に、俺のこと受け止められんの……?」

まるでからかうように、レイが尋ねる。

「うん、頑張るよ
 私ね、案外両手、広いんだ 
 私みたいに、空からレイが落ちてきても受け止められるくらい」
レイ「ほんと、お前って……」
「レイ……?」

一瞬だけ視線を伏せて、レイは立ち上がる。
陽ざしが強いせいで、レイの輪郭が光で縁取られていく。

レイ「……眩し」

レイは海辺を見つめて、拳を突き出し……
まるで、光を手の中に閉じ込めるようにぎゅっと握る。
そして……振り向くと、柔らかく目を細めた。

レイ「なあ、ずっと聞きたかったことがあんだけど」
「ん……?」

クレイドルの風が、レイの髪を揺らす。

レイ「お前さ、俺と出逢うまでどこに隠れてたの?」
「え……」
レイ「やっと、見つけられたなと思って」

レイの掠れた声に、胸が詰まる。

レイ「らしくないかもしれないけど……
   俺、ずっとお前のこと探してた気がすんだよな」

私も、そう言いたいけど、上手く言葉にならないから頷いて微笑み返す。
あまり笑わないレイが、少しだけ照れくさそうに笑った。
目の前の笑顔が、愛おしい。

(……ずっと、この笑顔が陰ることのないよう、そばにいよう
 あなたという光を、守れるようにずっとずっとそばにいよう)

「ねえ、レイ」

腕を広げ、レイに笑いかける。

レイ「ん……?」
「抱きしめてもいい?」
レイ「どうぞ」

光の中、笑う姿はあまりにも美しくて、眩しくて……、
腕を伸ばして、ぎゅっと抱きしめてしまう。

(……光を、抱きしめてる気分だ)

レイ「なあ
   それなら、俺はお前のこと離さなくてもいい?」
「……どうぞ
 レイが、飽きるまで、離さないで」
レイ「それじゃ、ずっと離せないんだけど」

視線が重なって、どちらからともなく笑い合う。
恋が愛になって、またその中に恋が生まれて、正直きりがないと思う。
この感情に名前をつけるなら、……運命なんだと、心の深い部分で知った。

(この世界で、ずっと生きていこう)

――…この世界で、
あたなに巡り逢えたこの眩しすぎる世界で……、
私は、今、真っ逆さまに恋に落ちていく。



このあとレイから手紙がもらえました。
レイ可愛いなあ
で、多分男性の方ならそうでしょう、特にレイ、多分20代前半くらいだし、
そりゃ、恋人っぽいことしたくなるよね、
主人公ちゃんギャンカワだし◟꒰◍´Д‵◍꒱◞
幸せになれてよかったー!
愛するENDも気になる……ああレイもう1周しようかな……。

Screenshot_20170601-142710.png

スチルのレイの胸がちょっと膨らんでるのって多分胸板だと思うんだけど、
すごい鍛えてるねこれ……
そんなところに着目しちゃう自分気持ち悪い……orz





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 レイ

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